ゆく川の流れは絶えずして

洛北の地より日々の徒然を記します

いきなり真夏日!

今日の京都は真夏日になり、急に暑くなりました。

こんな日に気をつけるべきことは、熱中症ですよね。

70代以上になると、暑さを感じにくく、水分不足になりやすいので予防が大切になります。

今回は、急に暑くなった日に気をつけるべきことを、自分の備忘録を兼ねて書いてみます。


まず、「これはすべき」ことから。

暑い日には、日傘を差すことがおすすめです。
日傘は、紫外線をカットするだけでなく、涼しさも感じられます。

紫外線は上から降り注ぐ日光だけでなく、地面からの照り返しにも存在しているので、内側が黒色の日傘が効果的です。

黒色は光を吸収しやすいので、照り返しが顔に当たりにくく、眩しさを感じにくくなります。
また、日傘を差すことで自分の周りに日陰ができるので、体温調節もしやすくなります。夏に道路に打ち水をすると涼しく感じるのと同じ原理です。

 

 


次に、「これはダメ」なことを。

暑い日には、冷たい飲み物や冷たい食べ物を摂りたくなりますが、これはあまり良くありません。

冷たいものを摂ると一時的に体温が下がりますが、その反動で血管が収縮し、血流が悪くなります。

すると体温調節がうまくできなくなり、かえって暑さを感じやすくなります。

また、冷たいものは胃腸の働きを弱めることもあります。
胃腸の働きが弱まると消化不良や食欲不振などのトラブルが起こりやすくなります。


では、どうしたら良いのでしょうか?

暑い日には、常温かぬるま湯の水分補給がおすすめです。

常温かぬるま湯は血管を拡張させて血流を良くし、体温調節を助けます。
また、胃腸の働きも活発にします。
水分補給は喉が渇いてからでは遅いので、こまめに行いましょう。


急に暑くなった日は体がついていかないこともありますが、上手に対策をして今年の夏も乗り切りたいと思います。